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ソーラー発電の棚を塗装しました

5月の連休中、約1ヶ月ぶりにアパートに帰ったときのお話です。

屋外に置いているオフグリッド・ソーラー発電のやつがサビていたので、塗装しました。

ソーラー発電

ソーラー発電

ダイソーの棚の脚と棚板を組み合わせて作ったやつです。棚板はまだいいのですが、脚がサビノミクスになっています。

材質はどちらもスチールで、表面処理は、脚がクロムメッキ、棚板がエポキシ樹脂系の塗料とのことです。3年前に放置を始めたのですが、こんなに差がでるのですね。

コレ、買ったときはこんなにサビてなかったはずです。

で、ここがサビてもソーラー発電的には問題ないため、ずっと放置していましたが、さすがに “映えない” と感じて対応しました。

このままサビノミクスが進んで脚が折れたら面倒ですし。

ほかにも。

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  • ほかの箇所も塗れる
  • 実験『サビ落としの有無による予後の評価』

後付けの理由ですが、私、やる理由がないことは徹底的にやらない主義なので。

以下、用意したものです。

塗装グッズ

ブラシと筆,塗料。

ブラシ 塗料
プラ柄ミニワイヤーブラシ 丸筆 油性シリコンタフ
88円 88円 988円

塗料は、サビの上にそのまま塗れるタイプです。

流れとしては、4本あるダイソー脚のうち、2本のサビをステンレスブラシで落とし、残りはそのままとします。ただし、浮いているサビは、真鍮 (しんちゅう) ブラシで落とします。

そして、水で軽く流してから乾燥させたのち、2度以上、重ね塗りします。

で、サビ落としの有無がどう影響していくのかを評価します。

ダイソー棚脚

ダイソー脚を取り外しました。

奥の2本だけサビを落としています。

ソーラー発電

ダイソー脚が無くなった機器です。くたびれたオジさんみたいですが、健気に発電・配電を続けてくれます。

こちらの棚板にも塗装しました。

塗料が乾くまで時間があるので、ちょっと材料のお話です。ソーラー発電の材料選びの参考にどうぞ。

今回、サビがひどかったのは、スチール (鋼) にクロムという金属をメッキした箇所でした。

クロム

クロムの塊。これは食べられません。

クロムが適切にメッキされていれば、下地のスチールがここまでサビる (腐食する) ことはなかったはずですが、110円ですからね。

サビたらまた買って取り替えるか、塗装してから使えということなのでしょう。

さて、鉄とクロムとの合金が “ステンレス (ステンレススチール)” です。

ソーラーパネルの架台

ステンレス製のソーラーパネル固定用の架台です。腐食の評価も兼ねて、6年ほど屋外に放置しています。

写真奥は、鉄にクロムを16〜18%ほど混ぜた “SUS430” という材料です。溶接の箇所を除いて、ほとんどサビはありません。(ちなみに、手前は “SUS304” という別の材料です)

溶接箇所は、研磨などで “焼け” を取り除く必要がありますが、評価のために、あえて取らなかった結果です。こういう変な作り方をすると、ステンレスでもサビることがわかります。

私のソーラー発電では、上記の2種類を含む、3種類のステンレスを使っていますので、それらのお話もしたいです。

材料選びもソーラー発電の楽しみ方のひとつだと、私は思います。

塗料が乾いたので再び組み立てました。

ソーラー発電

ソーラー発電

ダイソーがきれいになったぶん、機器類の中古感が目立ったような……

で、サビを落としたほう (左の2本) と、落とさなかったほう (右の2本) が、サビ落としの有無によって今後どう変化するかを評価します。

手間がかかる機械って、なんとなく愛着がわきますね。車を持っている人の気持ちがわかった気がします。

ということで、ダイソーの棚を使うときは、塗装してからのほうが良さそうです。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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