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113最低所得保証制度を考えます


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“最低所得保証制度 (サイポ)” というのを考えます。

これが実現すれば、社会全体が労働から解放されます。

まず、サイポとは違いますが、“ベーシックインカム” が知られるようになりました。

ベーシックインカムは、市民全員に等しい額を定期的に給付するという制度です。

これは、人工知能 (AI) の導入などによって、労働が不用になった場合、市民の生活を保証するためにと考えられました。

現在の福祉制度 (日本なら生活保護や年金・健康・介護保険,特別給付金など) と比べ、認定にかかる行政コストの削減につながり、効率的とされます。

全員に等しい所得を、というコンセプトはすばらしいですが、まだまだ実験的な制度であり、しばらく実現はしないと思います。

ですから、ベーシックインカムは、政党の “客寄せパンダ” に使われているのが現状です。

ここから、“最低所得保証制度 (サイポ)” を考えます。

これ、私が考えたアイディアではありません。

サイポは、“負の所得税” とも呼ばれます。

サイポはその名のとおり、最低所得に満たない人の所得を保証する制度です。

例えば、最低所得額が “年100万円” と決まっているとします。

今、私の所得が “80万円” だとすると、役所から “20万円” の補填金が支払われます。

つまり、最低所得の100万円が保証されるわけです。

もちろん、最低所得額を所得が上回っている場合の補填はありません。
ここがベーシックインカムと大きく違います。

最低所得額で足りない人は、社畜になるなり、個人で事業をするなり、金融所得を得るなりすればよいです。

その場合、税金を取られるので、決してオススメはしません。

サイポのいいところは、福祉制度の一本化による行政コストの削減と、ベーシックインカムより小さい費用です。

福祉の一本化は、ベーシックインカムとまったく同じ内容です。
生活保護や年金など、対象者を限定する制度や業務がなくなります。

サイポでは、傷病の有無や年齢,扶養などのステイタスは限定されず、所得の把握だけとなります。

制度にかかる総費用は、全員一律が原則のベーシックインカムより小さくなります。

サイポでは、最低所得を下回る人への補填だからです。

「福祉の水準が下がる」という批判があるかもしれません。

特定の人に手厚い現行の福祉制度よりは、広く浅くとなります。

ですが、制度を受けられない人が発生する問題をなくすことができます。

難病などには別の制度が必要でしょう。

「働かなくなる」という批判はお門違いです。

そもそも、サイポとベーシックインカムは、労働が不用となる社会を想定した制度なんです。

公共事業とか失業率,ニート,ストレス,貧困という概念もなくなります。

最後に、最低所得保証制度 (サイポ) とベーシックインカム (BI),現行の福祉制度を比較します。

サイポ BI 福祉
対象者 限定 全員 限定
制度設計 引き算方式 一律 複雑
行政コスト削減 ×
総費用 ×
平等さ ×

とりあえず、サイポという考え方の説明でした。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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