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200V家電とソーラー用インバーター


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2021-11-12(金)

オフグリッド・ソーラー発電で、家電を使うときに関係するお話です。

家電には、100V (ボルト) 用と200V用があります。

この記事の結論を言うと、ソーラー発電のインバーターでは、200Vの家電は使えないことが多いです。

そもそも、200V家電とは何なのかを説明します。

単相2線式と単相3線式

まず、お家に来ている電気の引き込みの種類からです。

住宅用の電力は、“単相 (たんそう) 2線式” か “単相3線式” のどちらかです。(それぞれ単2、単3と略しますね。電池じゃないですよ)

ズバリ、単相3線式なら200V家電が使えます。

見分け方は、電力会社のメーターを見るのが早いと思います。

積算電力量計

上が単2、下が単3です。(最近はデジタル式もあるんですね)

引き込み電線

他には、電柱から家に来ている電線が2本 (2本より) なら単2で、3本 (3本より) なら単3という見分け方もあります。(接続部がわかりやすいです)

ざっくり、昭和っぽい家は単2、それ以外は単3なようです。リフォームとかしていなければ。

で、単3なら200Vの家電が使えます。

例えば、電気自動車の充電器,IH (電磁調理器),電気温水器,エアコン,衣類乾燥機,ホームエレベーターは200Vということも多いです。(私の家にはありません)

これらは、消費電力 (ワット) が大きく、100Vではケーブル・コードを流れる電流 (アンペア) が大きくなり過ぎるので、200Vとなっています。

200Vなら、同じ消費電力でも電流が半分になります。

単相2線式と単相3線式のちがい

上のお話をもう少し詳しく説明します。

単相2線式

まず、単2はこのようになっています。
これだけなので、200Vは使えません。ショボ……素朴な感じですね。

単相3線式

これが単3です。
色で説明してしまいますが、黒白または赤白なら100V、黒赤なら200Vとなります。

家電に加わる電圧を間違うと、正しく動かなかったり、壊れたりするので、100Vと200Vでは、コンセントの刃受 (はうけ) の形状が違います。

刃受

お目々ぱっちりなのが100V、寝ぼけ眼なのが200Vと覚えましょう(笑)

単2と単3の作り方

ここからは、単2と単3を作るときのお話です。参考までに。

どちらも、“単相変圧器” というのを使います。電柱に乗っかっている灰色の筒なやつですね。

柱上変圧器

単2も単3も、高圧線 (電柱のいちばん上の3本) から2本を取り出して、変圧器に入れるのは同じです。

単相2線式

単2は、変圧器から出た2本の低圧線のうち1本を接地 (せっち) しています。(接地したところは0Vになる)

単相3線式

単3は、変圧器から出た3本の低圧線のうち、真ん中の1本を接地しています。

ここら辺はソーラー発電と関係ないのでどうでもいい話です。

単相3線式のインバーター

ソーラー発電に使うインバーターですが、基本的には単相2線式のものしかありません。
よって、200Vの家電は使えないと考えてよいです。

インバーターの100Vを、変圧器でむりやり200Vにすれば使えるかもしれませんが……危険ですね。

なので、ソーラー発電で使う家電は、100Vのものにそろえるとよいでしょう。

まとめ

  • 住宅用の電気には、単相2線式と単相3線式がある
  • 単2は100Vだけ、単3は100Vと200Vが使える
  • インバーターはほとんど単2
  • ソーラー用の家電は100V用にする

家電選びの参考になればうれしいです。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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