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親ガチャ


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2021-10-29(金)

“親ガチャ” という単語がバズってるそうです。

商品を選ぶことができないガチャ (カプセルトイ自販機) になぞらえて、生まれてくる子どもが親を選べないことをいうみたいです。

私世代のよく言う “子は親を選べない” のナウい表現ですね。

私、親ガチャは、今年になって初めて聞きました。

以前は、“子ガチャ” という単語が使われていました。

こちらは親目線です。

子どもを1人育てるのに、一千万ないし二千万円かかるとされますから、親は一千万ないし二千万円を投入しガチャを回すわけです。

で、自分らの産んだ子どもの能力が低かったり、障害を持っていたりすると、“ハズレ” というようです。

正直、私はこの単語が好きではありません。

親からすれば、ある程度は子どもを選べます。

例えば、金髪美女との子を作れば金髪美形ハーフ、高身長となら高身長ハーフ、天才となら天才ハーフです。

残念ながら、容姿も能力も遺伝というのが定説なのです。いわばまさに、カエルの子はカエル。

リアルガチャなら、ピカチュウの景品がほしいからポケモンのガチャ、電車のおもちゃがほしいからカプセルプラレールのガチャみたいな感じでしょう。

景品ならいいのです。いらないモノが出ても、売るなり、しまい込むなり、あげるなり、交換するなりできますから。(これをリセマラといいます)

対して、親ガチャというのは、子ども目線です。
産まれて自分の母親を見たとき、退院して自宅を見たときに、“アタリ” か “ハズレ” かわかります。(いや、まだわからないか)

景品目線というのが非常に斬新です。

“うわあ。こいつが持ち主か……タバコ臭い……”

ガチャの景品は持ち主を選べませんからね。
リアルのモノだったら感情もないし、よかったのですが。

私は、親ガチャって実際にあると思います。

やはり、自分の力 (努力・能力) ではどうしようもない境遇って存在すると考えるからです。

「親のせいにするな。お前は努力をしなければならない 」

……と説教なさる方も現れましょう。

中には、努力する機会すら、与えられない人もいるのです。

例えば、“ヤングケアラー” が問題になっています。

ヤングケアラーは、親などの代わりに、家事や介護,きょうだいの面倒をみたりする子どもたちです。

この問題は、親が共働きだったり、病気になったりすることから発生します。

ヤングケアラーの子どもたちは、自分が勉強する時間すら与えられないのです。

勉強や努力ができる環境・時間を得られるのも、親ガチャでしょう。(とはいえ、親だけが悪いわけではない)

ですから、親ガチャを短絡的に否定するべきではないのです。

主観ですが、親ガチャを否定する人は、大きく分けて2種類いらっしゃるようです。

ひとつは、親ガチャでアタリをひいた人。

もうひとつは、ハズレから努力して () い上がった人です。

前者は、もともと裕福な家庭育ち,経営者,もしくは専業主婦 (主夫)、後者はフリーランスなどです。

この機会にぜひ、いろんな境遇の人がいることをオシリになってください。

産まれた瞬間に、人生すべての結果が決まるというのも非常に残酷な話です。

でも、親ガチャはまだ救いようがあると、私は思っています。

私レベルまで落ちると、“生まれたくなかった” ですからね(笑)

という私は、親ガチャがアタリだったようです。

親は良かったのですが、私がハズレでした。(自分ガチャ?)

親以外にも、人の境遇を左右する環境ってありますから。

これを言うと、「社会のせいにするな」「国 (笑) のせいにするな」が出てきちゃうかな……

ですが、災害から逃げられないように、個人や家族ではどうしようもないことなんてたくさんあります。

親ガチャしかり、社会ガチャしかり、自分の限界を知り、外的な原因を探るのもいいのではないでしょうか。

「○○のせいにするな」を言っていいのは、親も災害も景気も、すべてブロックできる超人だけだと思います。

“悩みを自分のせいにして苦しむ人” が減ってほしいです。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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