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太陽光発電の懸念


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2021-7-24(土)

私は、趣味でオフグリッド・ソーラー発電をやっていることもあり、太陽光発電が発展するとうれしいです。

この記事では、太陽光発電に対する懸念を書きますが、決して私が太陽光発電に飽きたわけではありません。
問題を見て見ぬ振りするのではなく、解決するために書くのです。

さて、経済産業省の調査会が、2030年時点の発電方法ごとのコストの試算を発表しました。

それによると、太陽光発電が原子力発電よりも低コストになるそうです。

まあ、いろいろと事情もありそうですが、太陽光発電がこれからも増えていくのは間違いないでしょう。

一方で、太陽光発電所の開発に、私は2つの懸念を感じています。

ひとつは、太陽電池による土壌汚染、もうひとつは、太陽電池のリサイクルです。

太陽電池による土壌汚染

太陽電池には、いくつかのタイプがあります。

例えば、シリコン系や有機色素系,金属化合物系などです。

このうち、もっとも有害なのが金属化合物系です。

金属化合物系は、安く,少ないエネルギーで生産でき、寿命も長いという長所がある一方で、有毒な重金属や半金属元素を含むのです。

例えば、“テルル化カドミウム (CdTe),塩化カドミウム (CdCl2)” という物質を用いた太陽電池があります。

カドミウムはイタイイタイ病の原因となった重金属です。

かわいい名前ですが、半金属であるテルルにも毒性があります。

ただ、日本において、テルル化カドミウムを用いた太陽電池の製造や使用は多くないです。

シリコン系の場合、シリコン自体に毒性はありません。
ただし、はんだのための鉛やシリコンへの添加物として重金属が使われている可能性があります。

太陽電池は、防水加工されているので、ふつう、汚染物質がもれることはありません。

ですが、災害や事故,いたずらなどによる損壊、そして廃棄の際には、汚染源ともなりうるのです。

特に、私の懸念は “耕作放棄地” の汚染です。

草がぼうぼうだった耕作放棄地に、太陽光発電所をつくるのはすばらしいと思います。
日本では貴重な平地ですし、なにより、先人が開拓した土地が荒れていくのが、非常に悲しいためです。

また、将来の日本の主要産業が農業になる、と私は考えています。

例えば、豪雪によって太陽電池が破損し、土地を汚染したなら、農地としての価値を失うことになるのです。

リサイクルの問題

これ、意外に知られてないんですけど、太陽電池ってリサイクルされずに埋め立てられてるんですよ。

これは、リサイクル技術が確立されていないというのが原因です。

使い終わった太陽電池は、再利用とリサイクルの2段階で処分できたらいいなと、私は考えています。

まず、種類にもよりますが、太陽電池は、発電設備のなかでも長い寿命を持っています。
結晶型のシリコン系の場合、およそ25年間は使えるそうです。

といっても、25年で急に壊れたり,発電できなくなることはありません。25年というのは、メーカーが定めた “賞味期限” にすぎないのです。

ですから、太陽光発電所などから払い下げられた太陽電池を、個人向けに販売するしくみがあればよいと思います。

次にリサイクルの話です。

太陽電池は修理ができませんので、破損したら捨てることになります。

ガラスやプラスチック,アルミ,シリコンなどの複合製品である太陽電池は、素材ごとの分離が困難なため、破砕後に埋めて処理されています。

前述のとおり、太陽電池には有害な物質も使用されており、埋め立ては推奨できる方法ではありません。

難しいとは思いますが、リサイクル方法の確立を望みます。

とりあえず、太陽電池のタイプ (シリコン系,有機色素系など),使用されている有害物質を表示するところから始めてはどうでしょう。

原子力と石炭火力が忌避されるなか、太陽光は重要なエナジーになります。
今後も、世界中で太陽電池が生産され、太陽光発電所が建設されます。

ですから、汚染問題とリサイクル問題は喫緊の課題なのです。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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