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パナソニック強力ブザー


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2021-6-15(火)

みなさん。残念なお知らせです。

なんと、パナソニックの “強力ブザー EA2021” が生産終了となっていました……

“知らね” と思いましたよね。
でも、劇場や学芸会の開演ブザーや、クイズ番組の不正解ブザーが聴けなくなってしまうかもしれないのです。

もし、演劇のときサイレントで幕が開いたり、クイズの不正解のときサイレントだったら怖そうです。

就職活動の選考で、音沙汰なく落とされてしまう気持ち悪さに似ています。

前置きが長かったですね。パナの強力ブザーとはこういうやつです。

パナソニック強力ブザー

パナソニック強力ブザー

このブログを昨年 (2020年5月以前) から見ている人なら、すでに見たことがあるかもしれません。

ブザー

廃鉱散策の記事のとき、幌内 (ほろない) 炭鉱の換気施設 (?) にあった、これと同じです。

これは古いので、前身の松下電工の強力ブザーでした。

それもそのはず。強力ブザーは、意外なロングセラー商品で、1973年2月1日に発売が開始されたようです。

パナソニックEA2021

『EA2021 商品詳細-Vカタ』パナソニック株式会社より抜粋.

しかし、2020年の7月、ひっそりと生産が終了しています。

圧電素子を用いた “圧電ブザー” が全盛期の今、強力ブザーのような “電磁ブザー” は流行 (はや) らないのでしょうか。

(ここからしばらくは、理論なんかのお話になりますので、数字とかを見たくない人は、ワープをお願いします。下の線をひいているところで、またお会いしましょう)


圧電素子

これが圧電素子です。防犯ブザーなどにはこれが使われています。

ほかにも、圧電素子は、スピーカーの代わりや、振動発電のやつもこれです。

対して、電磁ブザーは、電磁石と鉄片を用いたブザーで、電磁石が鉄を引きつける性質を利用しています。

交流用電磁ブザーの構造と原理

とくに、交流用は、交流の電圧の変化そのものを用います。

で、理想的なブザーの場合、電源の周波数によって、鉄片が引きつけられる回数が決まります。
例えば、50Hz (ヘルツ) の電源なら、毎秒、上下に50回ずつ電圧が変化し計100回のアレがあるので、鉄片の振動回数は毎秒100回です。

これがブザーの音程となり、電源が50Hzなら、音は100Hzになるのです。

意外にこれ知られてないんですけど(笑)、商用電源の周波数は、おもに、東日本が50Hz、西日本が60Hzですから、地域によってもブザーの音程が変わるということです。

これらは、ユーチューブなんかで聴くことができます。
それによると、新幹線の発車ブザーは、名古屋駅と東京駅とでは音が違うみたいです。クイズ番組の不正解ブザーも、番組の制作地が東京か大阪かで違うようです。

北海道の50Hzに慣れた私には、西日本のブザーは、なにか違う感じがします。

ちなみに、交流用ブザーに直流電流を使うと、電磁石に鉄片がカチンとくっついてしまい、カチンと一度しか音が鳴りません。

それでも、直流を使いたいなら、1秒間に20回以上、電源をオンオフする必要があります。これは、人間の耳が、おおむね20Hz以上の音でないと聴き取れないからです。

1秒間に20回なんて、あの高橋名人でも難しいでしょう。(世代がバレてしまう……)

直流用の電磁ブザーというのもあり、むしろ、交流電源の発明より古いです。
こちらは、鉄片の動きと電磁石のオンオフが連動するしくみとなっています。

話が広がりすぎましたね。


私、中学生のときにブザーの魅力に取りつかれてから、電磁ブザーって欲しかったんですよ。
売ってないのなら作ってしまえと、直流用電磁ブザーを自作したこともあります。結局、失敗しましたが(笑)

で、数年前、アマゾンで強力ブザーを買ったのです。

ブザーの口出し絶縁電線

なぜか、コンセントがついていないというツンデレ (?) 仕様。
こういうときに、圧着工具って役に立つのですね。

世間の電磁ブザー離れが進んで、この音が聴けなくなると悲しいです。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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