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729提案:生活水準ライト


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2020-7-29(水)

“一億総中流” も今は昔、日本経済の衰退とともに格差社会といわれるようになりました。

人々には、能力の差,生まれの差,親の資産の差,時代の差などがありますから、差があるのは自然なことです。

ですが、この自然な差を無視して、生活の水準 (必要家計と呼びます) を引き上げた結果、貧困という、固定された格差を作ったのです。

さて、日本経済は、1955年から始まった高度経済成長で、急速に豊かになりました。

1960年、池田勇人内閣により策定された “所得倍増計画” は、1961年から10年間で、国民総生産 (GNP) を2倍の26兆円にするというものでした。

結果、1970年には、計画を超え、4倍程度のGNPとなったのです。

そして、1973年のオイルショックを機に日本の高度経済成長は幕を閉じ、10年間ほど続いた、安定成長といわれる時代に突入しました。

……と、中学校の政治経済の授業で習った人も多いでしょう。

これだけなら、“10年間で給料が倍になる夢のような時代だった” ように聞こえますが、実際は、現在より生活水準も低く,貧困家庭もまだまだ多い社会だったそうです。

(それでも、現在とは真逆の、上がり続ける給料,拡大する経済,終わりの見えない好景気などは、当時を知らない私からすると、非常にうらやましいです)

前述の通り、生活の面では、高度経済成長期よりも現在のほうがより高水準です。

しかし、この “成長無き豊かさ” こそ、経済格差の原因だと私は考えます。

生活水準の推移のイメージ

グラフは、生活水準の推移のイメージです。

左が高度経済成長期、右が現在だと考えてください。

生活に必要な家計 (必要家計) は年々上がってきました。
私のような貧乏人は、常に必要家計ぎりぎり、お金持ちは資産を増やします。

これでも、生活できるならまだいいのです。
車,新築,結婚,出産,健康,長生きなどを諦めれば生きていけるのですから。

“生活水準ライト” を私は提案します。

生活水準を意図的に下げるのです。

生活水準ライト

図のように、必要家計の上昇とは関係なく、生活水準を低く維持します。

例えば、必要家計が年75万円から150万円に上昇するとします。

つまり、年75万円では食っていけなくなり、死にたくなければ150万円を稼がなければなりません。

一方の生活水準ライトは年75万円で固定ですから、無理に稼ぐ必要はないですし、余ったお金は貯金できます。

今後も増税や円安は続きますから、必要家計も上がり続けます。

一方で、給料や金利は今後も上がりません。

今こそ、生活水準を意図的に下げられる社会が必要なのです。

では、生活水準ライトとして、具体的に考えられる内容を書き出します。

  • 住民税ライト:年1万円
  • けんぽライト (健康保険料):年6,000円で、医療費が7割負担
  • 年金ライト:年9万6,000円で、55歳の誕生日に1,000万円を受け取れます
  • ※もちろん加入不加入,変更は任意で

ほかには、制度の見直しにより、期限切れ食品の流通やライトドクター (無免許医師),消費税無税区などもできましょうか。

私は、“強要された豊かさ” よりも、“私が選んだ貧乏” のほうが好きです。

※“ライト” とは、ほかの記事より影響が小さいことを表すものではありません。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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