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幌内散策 (謎の施設)


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2020-5-17(日)

ゴールデンウィークに三笠 (みかさ) 市内の幌内 (ほろない) 地区を散策したお話です。

コロナ中でしたが、無人地帯なので許してください。

幌内地図 (国土交通省)

※『地図・空中写真閲覧サービス』,国土交通省より.(一部を編集)

幌内地区の地図です。今回は、市街地を出発し、途中で発見した謎の施設を探索します。

さて、幌内という地名ですが、これはアイヌ語の “ポロ・ナイ (大きい・小川)” が由来です。

幌内も炭鉱で栄えた地区で、駅や学校,さらには、映画館もありました。

何より、私の故郷でもあります。懐かしい当時を振り返りながら、もうすぐ無人になる故郷を (しの) びます。

幌内1丁目

(幌内町一丁目) メインストリート。写っている家はすべて空き家だ。

もみじ公園

もみじ公園。以前は、滑り台とブランコがあったが、すでに撤去されている。

奥へ行く道

市街地から離れ、山側に向かう。

キツネ

キタキツネ。この先はループの下り道になっており、炭鉱排水の沈殿池があったところにつながっている。(オニヤンマなどがいたが、すでに埋め立てられた)

倒木があり、車では行けない。

なんと、やぶの奥に小屋が見える。私が去ってから新しくできたのか、今まで気づかなかっただけか。

謎の施設

キツネさんの先導に従って獣道を進むと、コンクリートブロック造りの小屋が現れた。

謎の施設

パイプ

明らかに古い建物と、その手前には剥き出しのパイプがある。炭鉱の施設だろうか。

奔幌内川

パイプの先は、わきを流れる奔幌内川 (ぽんぽろないがわ) に向かっている。

(奔幌内は、“ポン・ポロ・ナイ (小さい・大きい・小川)” の意味です。アイヌ民族の独特の感性がうかがえます)

川には小さな橋が掛かっており、この先の奔幌内地区 (無人) につながっている。今度はそちらも回ってみたい。

制御室

この建物は、手前の制御室らしき部屋と、奥の広い機械室に分かれている。

まずは制御室。
奥の機械室を監視できるように窓がある。ハエたたきに生活感を感じる。

ここだけでは、何の施設かわからないので、機械室に向かう。

地下に伸びるパイプ

制御室と機械室の入り口の中間に、地下へと続くパイプが見えた。やはり、炭鉱の施設だろう。

機械室

機械室。撤去されていて、機械などは無い。

電球

天井には白熱電球が一つだけある。この暗い空間で常に人が作業していたとは考えにくい。

ブロワー札

“3000V170kW二号ブロアー配電函”。
この横に、“3000V175kW一号ブロアー配電函” の札もあった。

つまりは、ブロアーという換気設備があったのだろうか。

電気巡回板

“電氣 巡廻板 日時 氏名 記事”

機械巡回板

“機械 巡廻板 巡廻日時 巡廻者氏名 摘要”

床にあるフランジ

床にある溝。このフランジと機械がつながっていたのか。

機械室

子どもの頃に見つけていたら、きっと秘密基地にしただろう。

ブザー

制御室の制御盤と思しき装置についているブザー。“ナショナル100V強力ブザー” とあった。

強力ブザーの発売が1973年2月、ナショナルからパナソニックにブランド変更したのが2008年10月らしいので、この機械の設置時期もそれくらいということになる。

(このブザー、私も持っていますが、非常にうるさいです)

制御室からの風景

制御室の窓からの風景。おじさんがここに座って待機していた光景が目に浮かぶ。

以上で探索を終え、来た道を戻った。

かつて、戦後復興から高度経済成長、バブル期と日本の産業・生活を支えた炭鉱がここにありました。

幌内の石炭は、鉄道や船で運ばれ、道内,全国の発電所,製鉄所,造船所などで使われたそうです。

そして、ここが炭鉱の換気施設だとすれば、24時間、誰かしらが待機していたことになります。

今の私の仕事より、十倍も百倍も有意義な仕事があったのです。

ここを探索する予定はありませんでしたが、見つけてしまった以上、行かねばなりません。それが暇人の宿命というものです。

さて、ブロアーとはこういうイメージです。

ブロワーのイメージ

炭鉱とは関係ない、地下を掘削する系の工場現場の見取り図です。

次回は、変電所や炭鉱の入口を散策します。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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