記事一覧

私刑への懸念


この記事は、広告を含む場合があります。

2019-6-4(火)

今朝、外に出ると “ラジオ体操のにおい” がしました。真夏の早朝のにおいです。
昼から夜にかけては、海の浜辺のにおいに変わりました。雨で湿度が上がったせいでしょう。

どちらも夏休みを思い出させるにおいです。


本題です。

“今月1日、東京都練馬区で78歳の男性が、44歳の息子を殺害するという事件が起きました。
・息子は引きこもりがちで、家庭内暴力もあったという
・5月28日にあった事件 (神奈川県川崎市で児童など19人が襲撃されたもの) と同じようなことを、息子が起こすのを危惧 (きぐ) した”


犯人を一方的に非難するなら、集団リンチと変わらないので、犯人の良いところ,悪いところをそれぞれ挙げます。

まずは良いところから。

責任感のあるお父さんだと思います。
息子とはいえ、すでに子ども的な年齢ではありません。
家庭の外で暴力をふるうのを全力で止めたことは評価できます。

ただし、これは子を占有しているとも言い換えられます。(パターナリズム)


そして、悪いところはなんと言っても、殺害の理由が “私刑” であることです。
川崎市の事件のような罪を犯す “かもしれない” という理由で、一方的に断罪,殺害したのです。

そもそも、法や司法,警察などの行政は、公正に捜索,逮捕し、罪を裁き、罰を与えるシステムです。(現実に公正かは知らないが)
私刑が許されるなら、法や裁判所や警察などの行政はいらないのです。

私刑は暴力と恐怖でしかありません。


いい年して親のスネをかじり、家族に暴力をふるい、近所にも危害を加えようとした、最低な息子を裁く正義のお父さんという演出が見え隠れします。
ですが、家庭内とはいえ暴力沙汰な以上、行政などに協力を求める選択肢もありました。


この事件は、決して美化されるべきではない、私刑での殺人です。

気にくわない人に汚名を着せて、私刑の口実にする;とても怖い社会になります。

閲覧ありがとうございました。
"0"
関連記事
にほんブログ村 その他生活ブログ 一人暮らし貧乏・生活苦へ

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

全記事表示リンク