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N3リタイアはスネかじりからの卒業


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みなさんは、リタイアにどういうイメージがありますか。

  • 働きたくない人が、コツコツ貯金して会社をやめる
  • 努力家
  • 株とかビットコインで一攫千金 (いっかくせんきん)
  • ギャンブラー
  • 配当とか家賃収入で暮らす
  • リッチ

リタイアの形はまさに千差万別。100人いれば100通りのリタイアがあります。

では、そんなリタイアを一言で表すと、どんな言葉でしょうか。

私は、“スネかじりからの卒業 (卒脛)” だと思います。

リタイア前は、常に誰か (何か) のスネをかじっている状態です。

例えば、ニート。

ニートは、おおむね34歳以下の無業者とされます。私自身、2度のニート (ニドニート) 経験があります。

もちろん、株などで既に経済的に自立しているニートもいますが、わかりやすいニートは、親の資産で暮らしているニートです。

つまり、親の経済的な保護下にあるのです。

残念ながら、そういうニートは、“親のスネかじり” と言われてしまいます。

ニートと対比されるのは、サラリーマンです。私自身、3度のサラリーマン経験があります。(サンサラ)

私は、サラリーマンもスネかじりだと思います。

ほとんどのサラリーマンは、会社からの給与所得だけで暮らしています。

つまり、会社の経済的な保護下にあると言えます。

ニートが親のスネかじりならば、サラリーマンは “会社のスネかじり” ではないでしょうか。

「ニートなんかと一緒にするな死ね。俺は会社のために働いてるんだぞ!」

週末ですから、お疲れでイライラされている社畜さまもいらっしゃることでしょう。

温かいお茶でも飲んで落ち着いてください。

やはり、出資するほうの力が強いです。

債務者は債権者には逆らえませんし、社長は株主には逆らえません。

同じように、ニートは、生活費を工面してくれる親には逆らえません。

親が「出てけ」というなら、残念ですが生きていけません。

サラリーマンは、給与を支給してくれる会社に逆らえません。

会社が「辞めれ」というなら、生きていけません。

念のため、労働者を保護する仕組み (労働基準法や労働組合など) はありますが、会社に (たて) 突く人への風当たりは強いです。会社だけでなく、なぜか、ほかの従業員からも。

私は、誰か (何か) のスネをかじるのは、決して悪いことだとは思いません。一種の助け合いですから。

しかし、数年、数十年後を考えると、大きなリスクになりうると思うのです。

ほとんどの親は、自分たちより早くいなくなります。会社は、若くて従順な人を欲しがります。

かじれるスネは、こうして突然になくなります。

元ニートがどんだけ親孝行していても、元サラリーマンが利益に貢献していても、世間様からはあの呪文です。

“努力不足。自己責任。終わってるのはお前”

長々と書きましたが、誰か (何か) のスネかじりを卒業する唯一の方法がリタイアです。

リタイアは、自分の資産で自分を生かすことを意味します。もう誰の保護下でもありません。

また、一般的に、リタイアによって人間関係が極限まで減るので、世間様の冷たい言葉も回避できます。

他人なんかどうでもいいのです。

真の自立とは、リタイアのことだと私は思います。

閲覧ありがとうございました。

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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