ソーラー発電に監視盤を追加しました(1)
- 2023/07/24
- 19:36
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前回、3Dプリンターの設計には 型紙を使うといいよというお話でした。
今回は、その型紙を私の部屋に持って来て、3D-CAD設計と3Dプリンターで作品の出力をしたお話です。
まずは、今回の作品の説明です。
オフグリッド・ソーラー発電の棚 (ダイソー) に “監視盤” という箱を新たに設置します。
監視盤は、ソーラーパネルが発電しているのを表示するやつで、パネルの故障やコネクターの外れ,ブレーカーの遮断などによる発電の停止を早く知るために役立ちます。
監視盤に入れる回路は、以前の記事で製作しています。
中央のがその回路ですが、チャージコントローラー (充電を制御する機械) にかぶっていたりと、あまりカッコよくないので、新居に引っ越していただくことになったわけです。
前回の型紙と、監視盤のイメージ図です。
さっそく、型紙をもとに寸法を決めて “ポンチ絵”(逆から読まないでね) を書きました。
ここからがハイテクな感じになります。
Fusion360 (3D-CADソフト) 上の作品群です。
基本的には、ポンチ絵の形状・寸法どおりですが、たまに微調整もあります。
Cura (スライサーソフト) 上の作品です。
3Dプリンターの出力にはサイズの制約があるので、3D-CADの作品群から選び出してスライス (出力に関する設定) します。
底と正面の板。
周りの小袋 (乾燥剤) は気にしないでくださいね。
3Dプリンターから取り出した底板を型紙にのせて、ダイソーなどと干渉しないことを確認します。
枠と基板を差し込むレールがくっついた天板。
仮に組んだ様子です。スイッチとグロメット (電線を保護するゴム) がつきます。
このあとは、箱の外装となる板の加工などです。次回の記事にします。
閲覧ありがとうございました。
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