記事一覧

日本の富を外国に差し出す30年なのでした


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2022-8-15(月)“日本政府って、どこの誰のための政府なのだろう” こう考えることが増えました。 良くも悪くも、この30年って、日本から外国に富を流出させた時代かもしれません。 結果、賃金や給付として私たちが受け取るはずのお金は、日本から消えていきました。 今や大企業の筆頭株主は、投資顧問会社です。 投資顧問会社は、株価を引き上げる演出のために年金基金や日銀のマネー (公金) を無尽蔵に注ぐ銀行です。 その...

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冷戦と日本経済


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2022-7-16(土)安倍元総理の銃撃事件により、統一教会 (現・家庭連合) が注目されています。事件の前まで、統一教会に、私はこんなイメージを持っていました。 壺合同結婚式桜田淳子さん安倍晋三元総理 実際、このイメージだった人も多いのではないでしょうか。教団幹部の言う、「安倍氏と統一教会に直接的な関係がない」というのには無理があります。 そして、安倍氏の国葬の開催を急ぐより、安倍氏・自民党と統一教会の関係、...

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増税と円安のコラボレーションノミクス


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2022-6-11(土)私が中学生の頃、社会科の授業でこう習いました。 アメリカは “低負担低福祉” で、税金が安いから経済が発展。 北ヨーロッパは “高負担高福祉” で、経済成長は望めないけど、生活はしやすい。 日本は “中負担中福祉” で、経済と生活を両立させている。 ……それから17年。今の日本って、“高負担低福祉” になっていませんか。 税金や社会保険料だけがぐんぐん上がって貧困化を助長。福祉は機能せず、個人や家族に責...

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いい円安・悪い円安


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2022-5-11(水)いい円安と悪い円安…… なんか、良性の腫瘍と悪性の腫瘍みたいな分け方ですが、どっちも良くないのには変わりませんよね。円安も同じだと思います。 今年の3月から4月にかけて、1ドルが15円も値上がりしました。 で、日本を代表する有能な経済界の方々や政界の方々は、「悪い円安かいい円安か」とガヤガヤしています。 私は、そもそも、いい円安なんて存在しないと考えています。 仮に、日本経済がミゾユーの...

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日本経済はもっと投資を


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2022-4-6(水)最近、驚くほどの円安ドル高となっています。円安で産業が活性化したのは20世紀までで、現在はむしろ衰退を早めます。国内の富が海外に吸い出されるわけですから。 とは言っても、今の円安の原因は、日本経済の衰退のほか、アメリカの金利上昇,ロシア・ウクライナ問題にありますから、国内だけでどうこうなる話ではありません。 そして、日本経済の衰退やアメリカの金利上昇は今後も続くはずですし、ウロ問もどうな...

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海外向けすぎないほうが人気かも


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2022-2-28(月)2月って今日までなんですね。世界中に知られている、日本のコンテンツといえば…… ドラえもん,スーパーマリオ,セーラームーン,ポケモン,ワンピースなどのアニメやゲームが有名です。 最近では、松原みきさんの『真夜中のドア』が、アメリカをはじめ、さまざまな国でリバイバルヒットしました。 1979年に発売されたこの曲は、“シティーポップ” という日本独自のジャンルで、外国人には逆に新鮮さを与えたようで...

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配る相手を間違えている


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2022-1-26(水) はじめからそのつもりなのかもしれませんが “お金を配る相手” を間違えていませんか。 例えば、飲食店とかへの給付金。 あれは飲食店そのものではなく、飲食店に土地や建物を貸しているところにお金を恵むのが目的らしいです。 岸田内閣の閣僚たちも、みなさん土地建物ホルダーですしね。 結局は、自分たちと、自分たちに票をくれる成金たちへのバラマキなんですね。 ガソリンの値段を安定させるために、“石油...

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消費税は消費に還元しよう


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2022-1-10(月)あらゆる物の値上げが相次いでいます。 新型コロナウィルス感染症が出てきてから、世界中の政府や銀行は、お金を市中にバラまいています。(金融緩和) 株やビットコイン,不動産が値上がりしているのは、そのバラまかれたお金が流れているからです。 市中にバラまいたお金ですから、もちろん個人の消費の助けにもなっています。日本以外は。 日本で個人の消費が30年間も回復しないのは、いくつかの理由があります...

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この30年間はモルヒネ治療だった


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2021-12-15(水)愚痴の記事が続きます。日本経済がイケイケだった時代を私は知りませんが、徐々にイケなくなっているのは肌で感じます。かつて、“大きいことはいいことだ” だった食品も、今や “食べ切りサイズでエコロジー()” です。 この30年間の政策は、“増税” と “低金利” でした。 これは、失業率を抑えるため、また、政府の利払いを小さくするためです。 増税というのは、政府が仕事を作るための資金です。 例えば、役場で...

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外貨を持ち日本で生活


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2021-12-1(水)12月ですね。暖かい南の国に移り住みたいです。書きかけだった愚痴の記事がたまってきたので、書き上げて投稿します。ということで、しばらく愚痴が多くなります。一昔前、定年後は東南アジアに引っ越して年金生活というのが人生の至上とされました。 当時、タイやマレーシアなどの物価は日本の半分程度で、10万円あればプール付きの家に住めるとされたものです。これは、日本円にそれなりの価値があったのも大きな...

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円安に耐えて景気回復だ!


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2021-11-5(金)小麦粉,油脂,電気,ガス,灯油,木材,鉄,銅,アルミ,ガラス…… あらゆる物の値上げラッシュです。もちろん、経済が成長した分だけ通貨供給量が増え、物価や所得が上がるならいいのです。実際は、経済衰退と通貨安 (円安) 政策,増税,所得減少に合わせて、物の値上げですからね。悪い物価上昇 (スタグフレーション) なのです。 が、しかし、私たちは耐えねばなりません!これは日本に住まわせていただいている...

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消費税をマイナス税率に


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2021-10-4(月)スガ総理のご退職日だったのですね。スガさん。お疲れ様でした。さようなら。まあ、アベノミクスの尻ぬぐいに、コロナ対策ですからね。逃げたくなるのもわかりますよ。本題です。 日本経済が成長をやめてから30年。その原因のひとつが、消費税とされています。税金というのは、行為に対する懲罰の効果がありますから、消費税は消費への懲罰にあたります。景気が過熱して物価が急速に上昇していたり、環境保全のため...

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太陽光発電の懸念


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2021-7-24(土)私は、趣味でオフグリッド・ソーラー発電をやっていることもあり、太陽光発電が発展するとうれしいです。この記事では、太陽光発電に対する懸念を書きますが、決して私が太陽光発電に飽きたわけではありません。 問題を見て見ぬ振りするのではなく、解決するために書くのです。さて、経済産業省の調査会が、2030年時点の発電方法ごとのコストの試算を発表しました。それによると、太陽光発電が原子力発電よりも低コ...

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工業の国内回帰と農民化


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2021-7-14(水)今後、日本の産業は、2段階の変化をしていくと、私は考えます。一つ目が、工業の国内回帰で、2つ目が農民化です。まずは、工業の国内回帰について考えます。1980年代以降、日本企業は工場を海外に移転してきました。これを、小学校の社会科で “産業の空洞化” と習った人も多いかと思います。“産業の空洞化” の原因とされているのが、人件費の上昇,為替 (かわせ) の円高化などです。(私たちにとってはどっちも良いこ...

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これからは半導体とデジタルの時代だ!


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2021-7-10(土)コロナ禍以降の日本の産業方針が決まったようです。日本は先進性の塊ですから、数歩先の世界を見ています。日本政府は、これから、半導体とデジタルに力を入れるそうです。さすがです。21世紀になってから20年が経った頃に、半導体とデジタルに目を向けるとは、私はまったく予見できませんでした。半導体とは何かです。まず、鉛や水銀などのように電気が流れやすい物質は導体、PCB (ポリ塩化ビフェニル) などの電気の...

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規制と寡占


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2020-12-29(火)“もういくつ寝るとお正月”“いくつ” という語は、基本的に、0から9までの自然数を表すので、ちょうど今ぐらいが童謡『お正月』で歌われている時期です。本題です。今回は、製品やサービスへの規制と、市場の独占・寡占化の関連を考えます。さて、自動車メーカーというと、いくつ思いつきますか?おそらくは、数社ほどだと思います。こういう市場を寡占市場といいます。寡占市場では、革新的な商品が生まれなくなった...

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なぜ日本は30年間も不況なのか


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2020-11-19(木)新型コロナウィルスの感染者が急激に増えていますね。今まで以上に、手洗い,うがい,顔洗い,マスク,乾燥対策,栄養摂取,睡眠・休養が必要です。部屋に引きこもって、暖かい布団で一日中ずっと寝ている人が最強なのです。さて、本題です。パッとしない景気がだらだらと続いています。そもそも、なぜ日本は30年間も不況なのでしょうか。振り返ると、日本経済は、1955年〜73年の高度経済成長期、86年までの安定成長...

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ハイパーデフレ


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2020-10-19(月)2019年11に死去した中曽根康弘・元内閣総理大臣の合同葬儀が、今月17日におこなわれました。中曽根氏といえば、専売公社や電電公社,国鉄,日本航空をそれぞれ民営化したことで知られます。内閣府と自民党による合同葬儀ということで、9,600万円あまりの税金が投入されたことから、これには賛否両論があります。そんな中、インターネット掲示板にスゴいことが書き込まれていました。「葬式も民営化しろよ」本題です...

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株だけバブルと労働環境


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2020-8-27(木)第2次安倍政権 (2012〜2020年) がやってきた景気 (演出) 政策であるアベノミクスは、株高の誘導のみという結果に終わりました。この記事では、アベノミクスのあれが、株だけはバブルにできた、と譲歩して話を進めます。さて、“バブルは終わってからバブルだったと気づく” といわれます。今回も、“アベノミクスとは株だけバブルだった!” と仮定します。株だけでもバブルにできたのだから、大成功です。だとすれば、バ...

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729提案:生活水準ライト


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2020-7-29(水)“一億総中流” も今は昔、日本経済の衰退とともに格差社会といわれるようになりました。人々には、能力の差,生まれの差,親の資産の差,時代の差などがありますから、差があるのは自然なことです。ですが、この自然な差を無視して、生活の水準 (必要家計と呼びます) を引き上げた結果、貧困という、固定された格差を作ったのです。さて、日本経済は、1955年から始まった高度経済成長で、急速に豊かになりました。1960...

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国債は真に必要なときだけにしましょう


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2020-5-3(日)憲法記念日です。政権が緊急事態を出しに改憲を訴えていますね。4月30日、過去最大となる25.7兆円の補正予算が成立しました。この予算は、国民全員に10万円ずつをあげちゃうアベノ10マン,治療薬の研究開発費のほか、目玉のバラマキ政策 “GoToキャンペーン” など玉石混淆 (こんごう) な内訳となっており、すべてが追加の国債発行でまかなわれます。私は、赤字国債の発行には大反対ですが、新型コロナウィルス関連の医...

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コロナノミクス お次は銀行の倒産か


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2020-4-14(火)新型コロナウィルスがどこまで経済に影響するか、まったく見えてきません。もしかしたら、明日にもウチのブラック企業が倒産し、私が失業者になるかもしれないのです。これは、多数の会社にお金を貸す銀行も同じです。体力のない中小企業がバタバタと潰れたら、銀行も道連れになります。私の想像ですが、これから中小企業の倒産が相次ぎ、地方銀行や信用金庫などが破綻すると思います。銀行も同じく体力がないからで...

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日本のこれからの産業


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2020-3-13(金)日本の二大輸出産業、自動車と半導体が衰退していく理由を考えます。また、これからの国内産業を予想します。今回の新型コロナウィルス騒動を受けて、かねてから日本政府が推進してきた “観光立国” 構想に注意信号が灯りました。外国人が無限にやってきて、お金を貢いでくれる、なんていうマジックは通用しなかったわけです。そもそも、観光客の増加は、円安による割安感からくるものであり、日銀の金融緩和,低金利...

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日銀のETF買い


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2020-3-4(水)日銀によるETF買いの現状を確認し、その問題点を考えます。新型コロナウィルスの感染拡大が懸念され、世界的な株安傾向になっています。日経平均株価は、2月24日〜28日の一週間で2243.78円 (9.6%) の下げとなりました。※日本経済新聞を閲覧.3月2日、日銀の黒田東彦総裁は、「金融市場調節や資産の買い入れで資金供給と金融市場の安定確保に務める」との異例の談話を発表しました。同日、日銀は過去最大となる1,002億...

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こんな税金は取るべきじゃない!


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2020-2-27(木)いつになく強い口調のタイトルですが、なんてことはない、いつもの愚痴です。この記事では、税金と社会保険料を3つに分類し、それぞれの妥当性を考えます。まず、税金を課税対象別に3つに分類します。財産課税収入課税行為課税それぞれは、私がテキトウにつけた名前です。簡単にそれぞれを説明します。“財産課税” は、財産に対する課税です。例えば、固定資産税や自動車税・重量税,NHK受信料などがすでにあり、“携帯...

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最新のエンゲル係数とGDP


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2020-2-19(水)最近の経済ニュースを取り上げます。2019年のエンゲル係数は27.43%でした。また、▲1.6% (年率▲6.3%) と発表された最新のGDPについても考えます。さて、全日空系のホテルが、某総理を忖度 (そんたく) せず正直に答えたようですね。皆が裸の王様に媚 (こ) び阿 (おも) ねり、ゴマを擂 (す) る中、ホテルの英断は逆に新鮮です。ただ、ホテルの持ち株会社、ANAホールディングスの主要株主はGPIF (年金基金) などが約15%で...

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時間に厳しいこととデフレ


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2020-2-7(金)日本経済がデフレーション環境にあることを確認し、日本独特の社会問題である “納期至上主義” との関連を考えます。現在の日本経済がデフレーション (連続して物価が下がる) の環境にあるとニュースなどで聞いた人も多いでしょう。実際、消費者物価指数 (物価の推移) を見れば、デフレの状況が確認できます。※『2015年基準消費者物価指数』(PDF),政府統計の総合窓口 (2020年1月24日) から著者がグラフを作成.上のグ...

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重税化と生活水準の低下


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2020-2-3(月)今日は節分です。節分といえば、豆まきですね。私が幼稚園児くらいの頃は、ダイズを投げていましたが、それ以降は殻付きの落花生に変わりました。そのうち、サヤエンドウ、サヤインゲンと豆の個数が増えるのでしょう。本題です。この記事では、自動車の税金を例に、家財の贅沢 (ぜいたく) 品化を考えます。生活水準がどのように変化したか・していくかの確認をします。昨今、エンゲル係数の上昇が、アベノミクスの数少...

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30年前の通帳


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2019-12-31(火)大晦日 (みそか) 。年末くらいは景気のいい記事にしましょう。帰省中の実家で、30年前の通帳が発掘されました。今は無き札幌銀行の通帳です。古い通帳なので、年の表記が和暦になっています。例えば、“02年” は “平成2年” であり、“1990年” のことです。紛らわしいですね。特に見てほしいのは、4行目の “利息” です。1991年3月4日に17円の利息が入金しています。いつものごとく、利率を計算しましょう。まずは、税引...

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チケットの転売は悪いことなのか


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2019-12-25(水)クリスマスです。クリスマスといえば、学校の終業式の日でもありました。20年前 (1999年) のこの日の放課後 、ひとり残ってグラウンドで遊んでいると、「○○くん (フルネーム) 早く帰りましょう」と放送で追い出されました。逃げるように帰ったのは言うまでもありません。今では、誰に言われなくても会社から逃げ帰っています。さて本題。『<みなぶん>チケット譲渡、親子もダメ 札幌のフィギュアNHK杯』(前略)...

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政府は好景気がお嫌いか


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2019-12-17(火)昨今の日本政府は、消費増税など景気を悪くする奇策を繰り出しています。個人も企業も、好景気を望んでいるのに、なぜ政府は景気を抑え込むのでしょう。私は、この理由を “金利” だと考えます。まず、金利は、預金金利や住宅ローン金利など、元本に対する利息の割合です。金利も、一般のモノと同じように需要と供給により決定します。例えば、100円の商品がバカスカ売れており、他店や類似商品もないとします。あな...

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1991年と2019年の暮らしやすさ比較


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2019-11-18(月)前回は、私の生まれた1991年と、今年2019年で、貯金できる額がどう変わったかを計算しました。年収200万での貯金可能額1991年:622,570円2019年:521,093円増減額(率):−101,477円(−16.3%)という、前回の結果が正しいとして、お話を続けます。今回は、 “最低賃金”,“輸入総額”,“為替 (かわせ) ”,“日本とアメリカの消費者物価指数” の1991年と2019年のそれぞれを比較します。まずは最低賃金の推移です。北海道の最...

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1991年と2019年の所得比較


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2019-11-4(月)兵庫県からのダイレクトメールが届きました。これが来ると、自動車税の催促を疑ってしまいますね。ところで、生活に余裕がなくなってきている、と感じる人も多いのではないでしょうか。今回は、私の生まれた1991年と2019年の所得 (手取り) の比較です。“年収200万円、うち生活費100万円 (税抜き) としたとき、1年で貯金できる額” を比べます。仮に、税金・公的保険料の全くないユートピアなら、年間貯金額はそのまま1...

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こんな町があったら住みたいな


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2019-9-27(金)おはようございます。前回の記事に引き続き、これも経済のお話です。消費税10%まであと数日。前回の増税 (2014年4月) には大きな駆け込み需要がありましたが、今回はそれも下火です。もう人々に消費する余力もないのでしょう。さて、税金が (ほとんど) ない町があったら、みなさんは住みたいと思いませんか。税金が (ほとんど) ないと言っても、実際にどれだけ取られているかわからないと比較のしようがないので、具...

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閉店ラッシュです


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2019-9-24(火)今年10月には消費増税が迫っているので、今週は経済重視でいきます。さて、数年前から大手・中小,業種を問わずに閉店が増えていましたが、特に今年は大型の閉店ラッシュイヤーです。私が住んでいる札幌市は総数が多くて煩雑なので、三笠 (みかさ) 市と隣の岩見沢 (いわみざわ) 市 (空知 (そらち) 管内の中核的都市) を例に出します。現在の日本の大部分は中小の町ですので、日本の縮図と言ってもいいでしょう。パチ...

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自動車の自動化


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2019-9-22(日)世界各地の自動車メーカーが、名だたるIT企業などと手を組んで自動化自動車の開発に鎬 (しのぎ) を削っています。一般的に自動車の自動化には、車本体の対応と道路やGPSなどの環境づくり,高速で安定した通信技術が重要とされます。ただし、日本の高速道路は9,000km,一般道路 (農道,林道などを除く) は120万km以上とされており、このすべてに通信設備などを整備するのは現実的ではありません。例えば現在、北海道内...

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発明と見えない規制


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2019-9-17(火)テレビ,冷蔵庫,スマートフォン,自動車……これらの発明者を調べると、欧米人の名前が並んでいます。日本人をはじめ、東洋・アジア人はほとんど不在なのです。日本にもアジアにも天才は多いですし、人口や経済規模も大きいのに、なぜ発明はイマイチなのでしょうか。この理由のひとつに “規制” があります。ただし、ここでの規制は、法律などで特別に禁止されたもの以外 (見えない規制) も含みます。仮に、お酒の法律...

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消費税の増税は大丈夫か


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2019-9-8(日)Q:「消費税の増税が来月に迫っていますが本当に大丈夫なのでしょうか?私の家庭は今でも生活に余裕がないのに、増税されたら生活できなくなります。また、景気のさらなる悪化も懸念されていますよね。軽減税率も、同じお店なのに税率が違うなど非常にわかりにくいと思います。増税して本当に大丈夫なのでしょうか」A:「大丈夫です。安倍嘘理が大丈夫だと言っています」さて、30年におよぶ日本経済の衰退は消費税か...

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専売で無税化


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2019-8-22(木)地方の過疎化が止まりません。2014年には、当時の自治体数1,741のおよそ半分が “消滅可能性都市” とされました。これによると、2040年に少子化や流出などで人口が減り、都市機能を維持できなくなる自治体は896箇所にのぼるそうです。ですが、これはかなり甘い見通しだと私は考えます。“地方への新しいひとの流れ” は生まれず,“地方にしごと” がなく “安心して働け” ず,“若い世代の結婚・出産・子育ての希望” はな...

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ネット通販が日本的な職業を消す


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2019-7-14(日)きょうも朝からグズグズした天気でした。近年はインターネット通販が発展しています。昔ながらの大型家電のほか、最近は生鮮食品にまで拡大しているのです。これはもちろん世界的な流れですが、ネット通販が日本の伝統的な無駄な仕事をなくしているように感じます。仲買人 (なかがいにん) (ブローカー),問屋 (とんや) って、小学校の社会科で習いましたよね。仲買人は都度、利鞘 (りざや) (マージン) 分を上乗せし...

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日本の輸出品目と課題


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2019-7-10(水)今月1日、日本政府が韓国への輸出規制を表明した問題。これにより、自動車に次ぐ第二位のドル箱産業を自ら捨てることになりました。 今回は、今後の日本の産業 (工業) がどうなるかを考えます。 まず、日本は何を売って外貨を稼いでいるか。 今年5月の貿易統計が上がったので、これから抜粋します。カッコ内は全売り上げに占める構成比です。輸送用機器(自動車など;23.3%)一般機械(半導体の製造装置やエンジン,...

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韓国への輸出規制、考えられる問題


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2019-7-3(水) きょうは気温のわりに湿度が高く、蒸し暑い気候でした。 “今月1日、日本政府は韓国に対する半導体や化学原料などの輸出を規制すると発表しました。この規制は輸出の手続きを煩雑にするもので量的な規制ではありませんが、対韓貿易に水を差すものです。これについて菅-内閣官房長官は「安全保障を目的」とし、「(徴用工問題への) 対抗措置ではない」と弁明しました。” “安全保障上の〜” はアメリカが中国から...

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ありのままの統計を


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2019-6-15(土)“老後資金2000万円” 報告書問題、今回は珍しく目に見える形で隠蔽 (いんぺい) しましたね。もう破ったからナイナイ!本題に入ります。金融庁の報告書もそうですが、裁量労働制の残業時間の不適切データ,賃金統計の操作など、信用を失墜するような問題が次々と出てきます。お偉いさんにおもねって、都合のよい結果に変えているのでしょうか。理由はともあれ、民間ならよくやる手段です。“お客さま満足度97%!”“月...

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提案:選べる年金に


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2019-6-14(金)香港 (ホンコン) では “逃亡犯を中国大陸に引き渡す条例” に反対する人々のデモが続いていますね。民主主義や人権,自由のため政府に対抗する、若者の姿がまぶしいです。市民が動かなければ、日本のように “別件逮捕”“お手盛り司法” が当たり前になってしまいます。本題。“金融庁が 「公的年金だけでは老後資金が2000万円不足する」 という報告書を発表。「100年安心」をうたっていた年金が、実は安心じゃないのかと...

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提案:税金は地方から国に


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2019-5-12(日)バブル崩壊からおよそ30年。その間、給料が徐々に減る一方で、税金と保険料はみるみる上がっています。特にこの時期は自動車税 (道税) と軽自動車税 (市町村税) でしょうか。どいつもこいつも厳しいです。90年代より生活が苦しいと思うのは、私だけではないでしょう。安い輸入品のおかげで安定した生活はまだできますが、これもいつまで可能か……そして、これからも生活水準は低下するのでしょう。経済は衰落し,税保...

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消費税を廃止してみると


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2019-5-9(木)消費税の増税が今年10月にせまっていますね。消費税は経済の “逆” 潤滑油であり、お金の流れを鈍くします。お金やモノが動くのが経済ですから、消費税は反経済であるとも言えましょう。「確かに景気はこの7年で上向いています。しかし、しかしですね、デフレ脱却が達成されたかというと、そうではないというデータもですね、えー、ありまして、あと一歩のところで消費税増税で (景気拡大が) ふりだしに戻るという結果...

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広くて自由な道を作ろう


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2019-5-3(金)今日は憲法記念日と同時に、ゴミの日でもあるそうです。基本的にはいい憲法だと思いますが、ひとつだけいじるとすれば、“特別裁判所の設置を解禁” して、違憲審査権を持つ独立した憲法裁判所を作るといいでしょう。憲法に違反しているのにゴリ押しで通した法案は、ただちに違憲審査で没になります。これが本当の三権分立なのです。ここから本題です。自動車の教習所にかようと、まず学科単元として交通ルールのビデオ...

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残業は大っ嫌い


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2019-4-30(火)きょうで4月も終わりです。そして平成時代も終わりますね。今回は残業への愚痴です。残業の中でも特に悪質なのがサービス残業です。サービス残業は社長へのボランティアともいわれます。本来、ボランティアは恵まれていない人や、共有空間 (公園や道路など) への自発的な奉仕であり、いわば社会的な手助けです。従業員よりも社会的に強者である社長へのボランティアというのも滑稽 (こっけい) ですね。何より、自発的...

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20世紀日本ツアー


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2019-4-26(金)今年のゴールデンウィークはいつになく長いですね。欲を言うと、まだ2万連休くらいほしいところです。20世紀日本ツアー“2024年、アメリカのIT企業大手G社と自動車大手G社は共同で完全自動運転車(自動自動車)を開発し販売、26年には国内だけで100万台を売り上げた。アメリカに遅れること数か月、ヨーロッパ諸国、中国でも同様に開発,販売、普及しつつある。”こんな未来がくるかこないかはわかりません。ただ、大きく...

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このまま低金利がつづくと


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2019-4-23(火)またまた金利のお話です。金利は、平均賃金や平均株価,為替(かわせ),物価などとあわせて非常に重要な経済指標です。しかも金利は、預金やソーシャルレンディングの分配,株の配当など、私たち個人への影響も特に大きいのです。さて、日本では1990年代初頭のバブル崩壊以降、ずっと金利の低下が続いてきました。現在は、市場で売れない日本国債を日本銀行が買い取り、金利上昇をなんとか抑えている状況です。現代貨...

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プロフィール

しゅう

Author:しゅう
1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール

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