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茨城県でのあおり運転,暴力事件にみる過熱報道

2019-8-25(日)

“今月10日、茨城県の高速道路上で男性が他の車をあおり、本線上で停車させ、運転手を殴るという事件がありました。
男性は17日に指名手配されたあと、18日に逮捕されています。また、事件時に同乗し、様子を携帯電話で撮影していた女性も逮捕されました。
さらにこの事件では、インターネット上で、同乗の女性とは別の女性が '犯人' と間違われて個人情報が書き込まれるなどの被害もでています。”

自動車を使った暴力である、あおり運転のすえ、普通に暴力をふるうという良くない犯罪です。

私は、ドライブレコーダーが普及し証拠が残るこの時代に、ひどいことをする人もいるもんだな、と思いました。

ですが、この事件は直後から逮捕後、現在でもニュースや報道番組に取り上げられており、過剰さも感じます。
もちろん、罪はにくまれるべきでしょうが、すでに確保された個人に対して報道機関や無関係の個人がフィーバーする必要がありましょうか。
弱いものイジメの様子に似ているとも感じます。

同じ犯罪でも、組織犯罪や計画的な犯罪,殺人や強盗のほうがより凶悪です。
比較は不適切かもしれませんが、罪をより大きなものに見せ、 (さら) し物にし、不当に厳しい罰を与えるさまは、かの国の公開処刑と見紛うものがあります。

罰,処分 (この場合は、賠償と免許の停止など) は法によって行われるべきであり、メディアやインターネット上こそ無法地帯と言っても過言ではないでしょう。(そもそも、犯罪者かどうかは裁判所が決めることであり、現時点では犯罪者ではない)

長引く不況で、テレビの広告費が減らされ、目を引く先鋭的な番組内容にせざるを得ないこと,ネット上の部外者たちもイライラしていることはわかります。

しかし、法を逸脱した人間へのリンチは、集団犯罪ではありませんか。

最後に、ネット上で、事件とは関係ない人が犯人扱いされた問題。
これも私刑 (リンチ) と同じく、無責任な正義感から始まったのでしょう。

テレビ局や新聞社なら一般的に、責任があり、虚偽や間違いは許されません。

一方で、個人には報道の責任がありませんから、人より速く,未確認の情報をアップロードした者勝ちなのです。
もちろん、警察行政やメディアが出した情報のみを () () みにせず、個々人が情報を仕入れるのは重要ですが、発表を待ってからでも遅くはないはずです。

行政もメディアもネット部外者も、弱いものである個人の袋 (だた) きに終始し、巨悪である組織犯罪や権力犯罪には目をつぶります。
これは、行政やメディアの怠慢と迎合であり、真の犯罪者たちには好都合なのです。

閲覧ありがとうございました。

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しゅう

Author:しゅう
シュウです。北海道で普通のサラリーマンをしてます。1991年北海道三笠市生まれ。プロフィール